セリエA第28節 vsユヴェントス
日本ではこの1ヶ月、長友旋風でインテルばかりに注目が集まってますが、いまだがっちり首位をキープしているのは我らがグランデミランです。CLスパーズ戦ではケチがついたものの、直後のキエーヴォ戦でもパトのゴールで勝ち点3を手に入れたし一安心ってところですかね。そんな中で迎えたアウェーでのユーヴェ戦。インテルが迫ってきてるのは事実だし、ホームでの第1戦目は負けていたので絶対に勝っておきたいところでした。
先発には前節で少しだけ出場したボアテングが復活。穴だらけだった中盤もこれで少しは安心できそうです。メルケルの出場機会は減ってしまいそうですが。それとヤンクロフスキーが久しぶりの先発出場となりました。ヴィラはともかくエマヌエルソンの左バック起用はないんでしょうか?
試合は序盤こそユーヴェに押されてたものの前半途中からはかなりミランのペース。ポゼッションもあったしカウンターもしっかり跳ね返してました。後半ロビーニョが入ってからはうまい具合にボールも運べてましたし、ガットゥーゾのもやもやを払拭するゴール以降はかなり余裕を持ってやれてた気もします。
全体的にファン・ボメルとガットゥーゾのバランス感覚がいいので安定感がありました。これにボアテングが戻ってきたのは大きいです。スケジュール考えなければいまの中盤でもかなりやっていけるんじゃないでしょうか。もちろんCLやコッパ・イタリアのことを考えてアンブロジーニとピルロには早く戻ってきて欲しいものですけど。
ひとつ気になったのがあいかわらずサイドからの崩しに弱いディフェンス陣。中央の縦への突破に対してはいい位置関係で対処できてるんですけど、サイドからの大きい攻撃に対して完全に寄せきれてない、相手にやらせてしまってる部分がかなりあった気がします。
それとカッサーノはいいかげんその重そうな体をなんとかしてください笑 今後もCL前にロビーニョ抜きで2トップならもう少しスピードが欲しいです。あと個人的にはミランに戻ってきてほしかったイケメンマトリ君はネスタとチアゴ・シウヴァに完全に抑えられてしまってました。昨シーズンのボリエッロじゃないですけどこういう相手じゃ厳しいのかな。